経営目線が養われた戦略部での経験
イオンフィナンシャルサービスの戦略部での仕事です。各事業のプロダクト(商品)ごとに、プロダクトが作られた、当初の目的や目標を振り返ることからスタートし、現状と理想のギャップから、真の課題を見つけ解決策を検討する業務を経験しました。検討した結果、事業の方向転換、撤退することも議論し、限られたヒト・モノ・カネという経営資源をいかに効率的に配分するかを考えました。難しさを感じると同時に経営の醍醐味に触れることができ、今の自身の業務にも活かされています。

イオン上場50周年のプロジェクトメンバーとして奮闘する日々
イオンは2024年9月に株式上場50年を迎えます。イオンがこれまで以上に「革新し続ける企業集団」を目指し、次の50年に向けた未来を創造することを目的に「上場50周年プロジェクトチーム」が発足しました。私はプロジェクトメンバーとしてイオン株式会社へ出向しています。より多くのお客さまにイオンの経営理念に共感いただき、イオンの経営者(株主)の1人となりたいな、と感じていただけるよう、取り組みを進めています。第一弾として、「イオンの植樹活動」、「イオン農場体験」「タスマニア農場見学」などの体験型プログラムの企画実行を行いました。体験を通じて、イオンの環境への取り組みや食へのこだわりを伝えていきます。また、プロジェクトの中で改めてイオンの歴史に触れ、小売業の成長のなかでAFSグループが担う役割の大きさを感じています。事業の枠を超えて、もっと株主のみなさまやお客さまとの絆を深めていけるような企画を発信していきたいと考えています。

客観的なデータから見えるお客さまのニーズを大切に
「お客さまは誰か」「お客さまがどんなライフスタイルを送っているか」をデータを含め客観的に見ることを大切にしています。例えば、WEBサイトでの行動履歴は、日時だけでなく、お客さまが使用している端末、お客さまのサイト内の動きやサイト滞在時間など様々なデータを取得することができます。それらのデータからお客さまが何に興味をお持ちなのか、何時頃にサイトを見るのかなど、あらゆることを客観的に捉えることができます。客観的なデータをもとに、お客さまのタイミングに合わせてご案内を通知したり、申込の動線をわかりやすく変更したり、お客さま目線に立った取り組みができるようになります。

誰一人取り残さない金融サービスを提供し続ける
「誰一人取り残さない金融、決済サービスを提供する会社」になってほしいと思っています。Our Purposeにあるとおり、金融をもっと近くにすることで、お客さまが感じている金融に対する、不安や不便さを解消して行くことが当社の目指すべき姿だと思います。私自身もイオングループが大事にしてきた、ホスピタリティを生かしたサービスを提供し続けていきたいです。
「挑戦させてくれる風土」が当社の代名詞
私は入社20年目に差し掛かりますが、「意見を聞いてもらえて、挑戦させてくれるという風土」は入社当時からずっと変わっていません。AFSグループに在籍しつつ、イオングループへ出向して金融の枠に捉われない経験ができることも当社ならでは。AFSで新しいことにチャレンジしていきましょう!